一般皮膚科・形成外科 DERMATOLOGY・PLASTIC SURGERY

一般皮膚科dermatology

いぼ(尋常性疣贅)

いぼ(尋常性疣贅)

症状

いぼウイルスが皮膚の小さな傷などに入りこみ感染、増殖してイボができます。

治療方法

当院では、液体窒素をいぼにあて冷たいやけどを起こし、いぼを退治する冷凍凝固法を行っております。痛みを少しでも軽くするために、スプレー式の治療も行っております。治療には回数がかかり、根気よく通院していただく必要があります。
また、必要に応じて外用薬や内服薬の処方も行います。

水いぼ(伝染性軟属腫)

水いぼ(伝染性軟属腫)

症状

水いぼウイルスが原因の病気です。中央が少しへこんで白っぽい、その名の通りみずみずしい小さなつぶとしてみられます。
その小さなつぶの中にウイルスがいて、ひっかいて破れたりすると他の場所に広がります。
熱がでたり体調が悪くなったりする病気ではありませんが、うつって広がります。
6ヶ月から2年ぐらいの経過で自然に治るとされていますが、肌のバリア機能が低下していると拡大しやすいため注意が必要です。日頃から保湿などのスキンケアを十分に行いましょう。

治療方法

治療は各施設によってさまざまです。自然治癒が期待される病気でもあるため、経過観察を行うこともあります。
当院では 必要に応じ摘除法も行っております。数が多い場合は、複数回通っていただくことがあります。 また外用薬や内服薬による治療も行う場合もあります。
かゆくて掻いてしまうと他の場所へ感染が広がります。爪を短く切ってかきむしらないようにしましょう。
肌が乾燥しているといぼが広がりやすくなります。充分な保湿が必要です。

水虫

水虫

症状 / 足の水虫(足白癬)

国民の5人に1人は足白癬に、10人に1人は爪白癬に感染しているといわれています。
水虫は、白癬菌というカビによる感染症です。梅雨の時期から増えはじめ6~8月の蒸し暑い時期に多くなります。かゆみがある場合と無い場合があります。 足の水虫のタイプは様々です。

種類 / 足の水虫(足白癬)

  • ■ 趾間型

    指の間(特に薬指と小指の間)にできやすい。指の間がかさかさしている場合とじゅくじゅくしている場合があります。

  • ■ 小水疱型

    足の裏や足縁、足指にできる場合があります。

  • ■ 角質増殖型

    かかとを中心に足の裏の皮膚が厚くかさかさします。

種類 / 爪の水虫(爪白癬)

爪の水虫(爪白癬)は爪に白癬菌が感染して起こり、爪が白~黄色く濁る、爪がもろくなる、厚くなるなどの症状があります。

治療方法

塗り薬と飲み薬があります。飲み薬を服用する時は定期的に血液検査を行います。
治ったと思って自己判断で薬を中止しないことが大切です。

日常で気付けて頂きたいこと

水虫は菌がついたまま高温多湿の状態が長時間(12時間~24時間)続くと感染します。
毎日お風呂で足をきれいに洗いましょう。軽石やスポンジでごしごしこすると皮膚小さい傷がついて菌に感染しやすくなります。手で優しく洗いましょう。 お風呂上りは指の間もタオルで優しく拭いて乾かすようにしましょう。
同居している人に水虫がある場合は、スリッパ、足ふきマットを患者さん専用とし、洗って清潔にしましょう。
フローリングや畳はこまめに掃除機をかけましょう。

口唇ヘルペス

口唇ヘルペス

症状

ヘルペスウイルスが皮膚や粘膜に感染して水ぶくれができる病気です。
ヘルペスウイルスはいくつかの種類がありますが、口唇ヘルペスは単純ヘルペスウイルス1型によるものが原因とされています。
最初に、口の周りや唇が赤くなり数日後に水ぶくれができます。むずむずとしたかゆみや皮膚のほてり、ぴりぴり感を感じることもあります。
水ぶくれは2週間程度でかさぶたとなり治ることが多いですが、2次感染をおこし悪化することもあります。
風邪をひいた後やストレスが多い時など体が疲れているときに生じるため、体調不良のバロメーターともいえます。

治療方法

軽症の場合は外用薬を処方する場合もありますが、原則的に抗ウイルス薬の内服による治療を行います。水ぶくれが破れて2次感染を起こしたときは、抗菌薬による治療も併せて行います。

帯状疱疹

帯状疱疹

症状

ヘルペスウイルスにはいくつか種類があります。その中の水痘・帯状疱疹ウイルスというウイルスによる感染症で、体に帯のように水ぶくれと赤みが並ぶためおびじょう=帯状疱疹と呼ばれています。
口唇ヘルペスと同じように、体が疲れているときなどに出現します。
体中どこにでもできますが、左右どちらかの顔や背中、おなかにかけて生じることが多いです。病気などで免疫が低下している方では、帯状の水ぶくれの他に水ぼうそうのような皮疹が全身にでることもあります。ウイルスは神経に炎症を起こしながら皮膚にでてくるため、強い痛みを伴うことが多いのが特徴です。
初期症状はちくちくとした痛みからはじまることもありますが、個人差があるため注意が必要です。痛みのあと数日から1週間ほど経過すると赤みや水ぶくれが出現します。
皮膚に皮疹が出てからかさぶたになって治まるまでに2,3週間、痛みが落ち着くまでに約1ヵ月かかります。
しかしご高齢の方や基礎疾患のある方では、皮疹の治りが遅れたり、皮疹が治った後も長期間神経痛が残ることもあるため、慎重に経過を見る必要があります。

治療方法

治療は抗ウイルス薬の内服が中心となります。水ぶくれが破れて2次的に細菌感染を起こした場合は、抗菌薬による治療もあわせて行います。また、痛みに対しては鎮痛剤などを処方します。
全身に皮疹が出るなど症状が重い方は、入院治療が必要になることもあります。

とびひ(伝染性膿痂疹)

とびひ(伝染性膿痂疹)

症状

細菌が皮膚の傷に感染することで発症し、免疫の発達が不十分な小さい子供に好発します。多くは、水ぶくれをつくるタイプの黄色ブドウ球菌が原因で起こります。
特に初夏から真夏にかけて、虫刺されやあせも、擦り傷をひっかいて感染を起こすことが多く、水ぶくれが破れると、皮膚がめくれてただれていきます。かゆみがあり、ただれたところを掻きむしった手で体のほかの場所を触ることで、あっという間に全身へ感染が広がり、他の人にもうつります。

治療方法

主に抗菌薬の内服薬や外用薬を使用します。かゆみを伴う場合は合わせてその治療を行います。
患部を触った手を介して、症状が体のあちこちに広がっていきます。患部を触ったり、引っ掻いたりしないように爪は短く切りましょう。
患部は石鹸をよく泡立てて優しく丁寧に洗い、シャワーでしっかり洗い流しましょう。
タオルや衣類を介してとびひが感染することもあります。家族やお友達とタオルは別々にしましょう。

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