こんばんは、院長です。皆さまおかわりありませんか。

この度は私の都合により、外来医の突然の変更など患者さん方をはじめたくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございません。

自業自得の受傷でご迷惑をおかけしているにも関わらず、たくさんの方に温かいお言葉をいただきまして、大変恐縮いたしております。

生まれてこのかた整形外科とは全く縁がなく、昇り階段でのまさかの足の踏み外し、そして打っただけで骨折をするなんて全くの想定外で、自分自身驚いております。

一寸先は闇、毎日を大事に生きていかないといけないとスタッフにも自分にも言い聞かせておりましたが。。　

多大なるご迷惑をおかけしている身で申し上げるのも大変はばかられるのですが、私は自分自身の身体のトラブルに対しては、全て皮膚科診療にとって無駄ではないと前向きに考えております。

例えば開業して間もなく発症した汗疱（写真；治りかけ）。痒かったです。

もっと遡るならば中学生からずっと仲良し（？）だった、手指に多発する尋常性疣贅。治療には数年を要しました。

これらはほんの一例ですが、やはり自分自身いろいろなトラブルを経験することで、病気に対する認識、患者さんが生活でどのようなことに困るのか、また痛み痒みといった実際の感覚まで味わうことができ、より患者さんの気持ちに寄り添うことができるようになっている、ということです。

今回は皮膚疾患ではありませんが、骨折による物理的制限、また久しぶりの手術室を味わうことができ、想像力を膨らますことができました。

というわけで、足は引きずりながらの診療ではありますが、気持ちはいつも以上に元気に診療を行って参りますので、これからも皆様どうぞよろしくお願いいたします。