ドクターブログBLOG

いぼ by 院長

2016.11.30

皮膚科

こんにちは、院長です。

クリスマスまで一カ月を切り、街もすっかりクリスマスムードになっています。
マイクリスマスソングは  Andy Williams の It’s The Most Wonderful Time Of The Year です。

 

 

さて、夏は虫刺されやあせもなどの季節特有の皮膚の病気が増えますが、それと関係なく一年中私たちを悩ませる病気があります。

 

そのうちの一つが イボ。
  

一般的には、ドーム状に小さく盛り上がったものを何でも(加齢や紫外線によりできるものも含めて) イボ と呼ばれていることがあります。

 

しかし皮膚科で イボ という場合の多くは、ウイルス(主に ヒト乳頭腫ウイルス human papillomavirus ;  以下 HPV)が感染してできる病変をさします。

 

尋常性疣贅、扁平疣贅、ミルメシア、尖圭コンジローマなどが挙げられます。

 

 

 

ウイルス性イボは人間の皮膚や粘膜上皮に感染して生じますが、その中でもとくに多いのが 尋常性疣贅(ゆうぜい) です。
 (HPVにはたくさんの種類があり、〇○型、という分け方をします。尋常性ゆうぜいの原因ウイルスはHPV2、27、57型のタイプになります。)

手足に何かできた、といわれて受診される患者さんの大半は、このイボです。
見た目は表面がガサガサでやや白っぽい、ぽこっとした突起物のような感じです。
よく見かけるのですが結構やっかいで、一度感染するとなかなか消えてくれず、何年間も治らないこともあります。


風邪もウイルス感染とういう点ではイボと同じですが、風邪のウイルスが熱や咳、喉の痛みなど全身の症状を急速かつ一過性に生じて短期間で治るのに対し、このイボのウイルスは皮膚の表皮の中で静かに感染を起こし、ゆっくり増殖していきます。ですからある程度大きくなるまで気がつかないことも多いです。

 また、風邪と違い、一度感染したら 体からなかなか出ていってくれず、それどころか新たに 別の場所の皮膚の傷に感染を起こして、手足のあちこちに増えていくこともしばしばあります。


このウイルスは、皮膚表面に傷もなくバリア機能がしっかりと働いていれば、なかなか感染できません。
しかし傷があると、ここぞとばかりに傷口から侵入して増殖を始めます。

手足にイボが多いのは、よく使う部位で微細な傷が絶えないためです。

ウイルス性のイボは基本的に、子供などまだ皮膚の免疫機能が弱い人に好発します。
しかし大人でも、手をよく使う方、あるいはテニスやゴルフでグラブなどを握る方にも出来ることがあります。


足は指にもできますが、足の裏も見逃せません。

足にタコができた、と来院される方の中には、実はイボであったということも案外あります。


 

 

なにか出来てるかな?と思ったら、広がる前に早めに受診なさってくださいね。
保険診療では液体窒素や内服薬による治療、難治性でご希望の方には保険外診療でのレーザー治療なども適応があれば可能です。


(私自身、中学生の時に手にイボができていたのに怖くてなかなか受診せず、増えてしまって後が本当に大変でした。)

 

 

浄水皮ふ科クリニックHP http://josui-hifuka-clinic.com/

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