こんばんは、院長です。

福岡は早朝から激しい雨と雷でしたね。

朝5時の雷の音で目が覚めて、そのまま眠れずに出勤しました。

睡眠と皮膚は密接に関係しています。

これだけ暑く寝苦しい夜が続くと、皮膚にも影響が出てしまいます。

　除湿機などを上手に利用しましょうね。

睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が滞り肌の代謝が低下し、ニキビやアトピー性皮膚炎などの悪化、乾燥やくすみなどの皮膚症状の悪化を招きます。

睡眠時間は概ね6時間以上が必要で、寝る時間帯をできるだけ一定にすることも大事です。

私が患者さんによくお話するのは、

「食事はどうしても食べる事ができなければ、後で補うとか一時的にサプリメントや薬などに頼る、ということもできますが、睡眠不足を治す薬はありません。

睡眠だけはあなたのお布団の中でしかとることができないんですよ」

ということです。代替手段がないんですね。

そして睡眠だけに限らず、皮膚はその方の色々なことを教えてくれます。

私が診察の時に大事にしていることがあります。

それは湿疹などの病変部だけでなく、患者さんの全体をみることです。

顔色や覇気であったり、話している時の表情や目の力などもみています。

そうしますと現在の睡眠の状態だったり、食事のとり方だったり、仕事や学校、私生活のストレスだったり、、、が分かってきて、診断や治療の助けになることもしばしばあるのです。

診察の時にいろいろと質問ばかりしてしまう事もありますが、少しでも病気を治していく手助けとなりますからお付き合いをお願いいたしますね。

というわけで今日は私も早く寝ます。みなさま、おやすみなさい。

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