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アトピー性皮膚炎の治療薬『イブグリース』の勉強会を開催して頂きました✨

2024.11.25

学会・研究会・セミナー

皮膚科

大気が冷たくなり寒さが深まってまいりました。皆さま、体調など崩されていないでしょうか❓🍂

先日、日本イーライリリー株式会社様より、アトピー性皮膚炎の治療薬『イブグリース』の勉強会を開催して頂きました✨

『イブグリース』は今年5月に発売され、すでに広く使用されている【デュピクセント】と類似の作用機序を持つ注射薬です💉

アトピー性皮膚炎の原因のサイトカインの一つであるIL-13に結合し働きを阻害することで、皮膚の炎症を抑え症状を改善します💉👏😆

中等症以上のアトピー性皮膚炎(12歳以上)の患者様で、半年以上〜標準治療を行ったが改善が乏しい方が適応となります✨

イブグリースは新薬のため、デュピクセントのように自己注射が出来ないので通院治療となります。最初は2週間隔で通院していただきますが、患者様の状態に応じて4週間隔への通院に変更が可能なことから、金銭的な面からも治療を継続しやすいことも特徴です😃

アトピー性皮膚炎は、痒みを伴う湿疹が主な症状で、良くなったり悪くなったりを慢性的に繰り返す疾患です。はっきりとした原因はわかっていませんが、もともとの体質や環境の変化、肌のバリア機能の低下などをきっかけに発症すると言われています。

治療の3本柱は『スキンケア(保湿)』と『悪化要因の除去』と『薬物療法』で、薬物療法の代表的なものが外用療法（塗り薬による治療）です✨

イブグリースを始めとして、近年様々なアトピー性皮膚炎の治療薬が増え、患者様お一人お一人に合った治療が選択できるようになってきました🕊️

これらの治療薬を使用する場合、ベースとなる外用治療を一定期間適正に行なっても改善しない方が対象となります。また、新しい治療を開始しても外用を止めることなく継続することがとても大切です💡

アトピー性皮膚炎の症状や治療について悩まれている方は、ぜひ当院にお気軽にご相談ください🍀

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