こんにちは🐣
真夏のピークも過ぎて少し涼しくなってきましたね😌

先日、オースギ製薬さんにお越し頂き、皮膚科の漢方、主にアトピー性皮膚炎の治療に用いられる漢方についての勉強会を開催して頂きました🌈

主にアトピー性皮膚炎の治療用いられる漢方は、下記の4種類でした👇

＊黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)
赤くほてった肌の熱を冷ます働きがあります。

＊温清飲(ウンセイイン)
かさかさで、赤く痒みがある肌を改善する働きがあります。

＊桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
瘀血（血の滞り）で硬くなった皮膚を改善する働きがあります。

＊加味逍遙散(カミショウヨウサン)
瘀血や精神的につらい症状を改善する働きがあります。

ところで、漢方医学においては｢異病同治｣という言葉がありますが、これは異なる病気を同じ方剤で治療することを意味します😲✨

たとえば、アトピー性皮膚炎に対して処方された漢方が、その裏に隠れている体質や疾患を改善させることもあるのです🐰

標準治療と状態に合った漢方を組み合わせることで治療の幅が広がり、体の外からだけでなく内から同時に治療を行うことができます👏💖

漢方の顆粒や風味が苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、製品によっては苦味の出にくい錠剤タイプもございます🌹

皮膚症状でお困りの方は、当院皮膚科にてご相談ください🍀